あなたは何歳まで働きたいですか?
通常であれば定年まで働いた後、退職後は悠々自適な年金生活を送るのが一般的になってくるかと思われます。
ですが、人によっては生涯働き続けるという方も居ますし、それが本人にとって生きがいであればそれも一つの生き方なのかもしれません。
8月30日に入ってきたニュースによると、なんと93歳でマクドナルド店員として働いている方が居るとの事!
【Yahoo!ニュース】
⇒マック店員 日本最高齢93歳 週4夜勤「働くことが好き」(北日本新聞) – Yahoo!ニュース
御年93歳となる薮田義光さんは、労働者の中では日本最高齢となり、2019年から勤務を続けているとの事です。
失礼ながら普通であれば足腰もおぼつかない年齢であるにも関わらず、スタッフとして週4で働く体力を維持している事に驚きです。
薮田さんの働きぶりを、店長の井本さんは「店舗の清潔さが高いレベルで維持され、朝シフトに向けた準備もスムーズ。縁の下の力持ち的な存在」と太鼓判を押すほどの仕事ぶりのようです。
ご本人曰く、「体が動くうちは働きたい」との事で、水分補給を小まめにとりつつ体を動かすようにする事が健康の秘訣のようです。
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年々上がる就労年齢
「人生100年」と言われる昨今。
2019年6月に閣議決定された「成長戦略実行計画」によると、人生100年時代を見据えた70歳までの就業機会の確保が盛り込まれました。
それによると、具体的な選択肢として
(1)定年廃止
(2)70歳まで定年延長
(3)継続雇用制度導入(現行65歳までの制度と同様、子会社・関連会社での継続雇用を含む)
(4)他の企業(子会社・関連会社以外の企業)への再就職の実現
(5)個人とのフリーランス契約への資金提供
(6)個人の起業支援
(7)個人の社会貢献活動参加への資金提供
といった7つの項目が盛り込まれています。
これによると、定年に関わらず何歳でも働く事が可能となった事が分かりますね。
就労年齢が上がる事によって、「休む事が許されない社会」であるとも捉える事が出来ますが、一方で「仕事をする事が生きがい」とポジティブに捉えられる人ほど人生を楽しむ事が出来るのではないでしょうか?
何歳からでも挑戦するには遅くない!
ケンタッキー・フライドチキンで知られる実業家のカーネル・サンダースも、同社の創業に挑んだのは65歳の時です。
挑戦をするのに年齢は関係無いという事を思わされますね。
やはり働く場合、ご高齢となると体力・気力の部分をどう維持していけるかが重要視されますが、10代、20代の若者らと同等の仕事量をこなすという事は脱帽させられます。
コミュニケーションの際に意見の食い違いやジェネレーションギャップも多々あるかと思われますが、お互いを理解合う姿勢はどの世代の方にとっても学ぶべき事なのでは無いでしょうか?
仕事とは生きる為にするものでもありますが、仕事をする事自体が生きがいと感じられる人生も幸せに思わされます。