修学旅行の相次ぐ延期・中止が決定。日常は取り戻せるのか?

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新型コロナウイルス蔓延防止対策の一環として、8月19日に東京都の小池都知事は都と県をまたぐ移動を控えるよう、都民に呼びかけをする事となりました。

その為、「各学校現場において工夫を凝らす必要がある」と会見で述べました。

専門家の意見を踏まえた上で、感染症対策に有効な手段として、人の移動を抑制する事が求められています。

 

目次

各地で相次ぐ学校行事や修学旅行の延期・中止

 

都と県をまたぐ移動を制限するという事は、学生の修学旅行も例外ではありませんので、各地の学校では修学旅行の延期や中止が決まっている。

学生時代の思い出として、修学旅行の思い出はその後の人生においても思い出として残るモノでもあります。

人生という長い目で見るとほんの数日の出来事となりますが、青春時代を謳歌出来たかどうかという事はその後の人生にも大きく影響を与え得るものです。

 

その一方ではオリンピック・パラリンピックは何としてでも開催するという意志の表れが見受けられます。

確かに、国益にとってはそれは大事な事でもありますし、参加するアスリートの方々にとっては4年に一度という大舞台での演技は代え難いものでもあります。

とはいえ、それによって多数の国民が犠牲にとなっているという事も実感せざるを得ません。

 

10代の思い出は一生もの

 

将来の日本を背負う若者にとって、ここ数年の出来事というのはコロナ一色だったかもしれません。

それにより、良い思い出というものを育む事がしにくい状況であったかもしれません。

 

思い出は人格形成においての大きな栄養素であるのだと思います。

特に青春時代における人格形成によって、将来のその人の生き方を左右する事にも繋がっていく事でしょう。

 

「学生の修学旅行もダメ。」「野外の音楽フェスもダメ。」「でも、オリンピック・パラリンピックはやります。」

そのような強硬な姿勢を取る政府に対して不満を持つ人も少なからず居るかと思われます。

感染症対策として必要な処置ではある物の、今後は国民に対する姿勢がどのようなものとなっていくのかを注目していく必要がある事でしょう。

 

政府としても出来る限りの手を打っているのだと思いますが、これまで当たり前とされてきた日常が元に戻る事は果たして出来るのでしょうか?

 

まとめ

 

修学旅行と言えば、その土地の歴史や文化を学ぶことが目的とされていますが、その過程において学生同士の集団生活を通して人格形成をしていく為にも必要な学びの場でもあります。

感染症が収まるまで、しばらくは物理的な人と人との交流も減り、人との触れ合いはおろか、コミュニケーションも取りづらくなると予想されます。

ネット環境の充実によってオンライン上での交流は盛んになりましたが、一方で人との触れ合いが無くなっていく事に憂いを感じざるを得ません。

 

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