夏休み明けの一斉休校はしない方針。閣議後の記者会見にて

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8月20日(金)。萩生田光一文部科学相は閣議後の記者会見にて「夏休み明けの一斉休校は考えていない」と述べた。

デルタ株により感染拡大が広がる中、子供たちの命および、家族の命を守るためにも慎重にならざるを得ないという事は言うまでもありません。

感染症を防ぐためにも、効果的な対策が連日のように政府に求められています。

 

目次

昨春にも行われた全国一斉休校

 

全国一斉休校の話が出たのは今回で2回目で、前回は昨春の春だったと記憶しています。

今回はデルタ株が猛威を振るう事によって感染者の増加に伴い、再度一斉休校をするという話も出てきたものと考えられます。

 

しかし、8月20日の記者会見においては一斉休校はしないという考えとの事なので、学生らにとっての居場所があるという事は良かった事だとは思います。

ですがその反面、前回の一斉休校時よりも状況は悪化していると言わざるを得なので、今後もより警戒が必要なものと思わされます。

 

学校は勉強だけでなく、社会性を育む場でもある

 

子供の成長にとって学校教育というのは、単に学力を付けるだけでなく、社会性や同年代の生徒同士との関わり方を肌で学ぶ事の出来る貴重な時期でもあります。

個人的には「夏休み後の一斉休校はしない」といった判断は正しいものと感じておりますが、同時に感染症予防をしながらという課題を上手くこなしていければと願っております。

 

それにより、通常の業務に加えつつ「先生らの負担も増えるのでは?」と心配しておりますが、引き続き教室内の換気や「3密」を防ぐなど、基本的な感染症予防が求められています。

 

先日、このような記事をまとめさせてもらいました。

修学旅行の相次ぐ延期・中止が決定。日常は取り戻せるのか?

 

学生らにとっての「1年」と社会人にとっての「1年」というのは、同じ1年でも意味合いが変わってきます。

20代後半あたりから1日があっという間に過ぎてしまうように思えてしまいますが(苦笑)、10代にとっての1日には学びに満ちているのではないかと思われます。

学生ばかりが不利益を被ってしまうように思われますが、今後のウイルスの抑え込みに対する政府の動向も気になります。

 

まとめ

 

教育の現場において、学校だけでは無く学習塾などでもクラスターが発生していると報道されています。

子供にとって、同世代の友達や先生らとの関わりによって心身共に成長をしていく場でもあります。

 

また、休校によって親御さんの負担も増える一方でもありますので、各学校での感染症対策を徹底しつつ、有意義な学生生活を送ってもらいたいと切に願っています。

 

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